- 「home5Gを有線接続にすれば速くなる?」
- 「home5Gの有線接続はどうすればいいの?」
- 「LANケーブルのつなぎ方や設定方法は?」
home5Gはコンセントに挿すだけでインターネットが使えて、とても便利です。
その一方で、オンラインゲームやWeb会議などを無線Wi-Fiを使って行うと電波が途切れたり速度が遅いと感じたりすることもあるでしょう。
ドコモ home5Gの背面にはLANポートが搭載されていて、パソコンやゲーム機などさまざまなデバイスを有線で接続できるので、今すぐ有線接続を試すことが可能です。
本記事では、home5Gの有線接続のやり方や注意点、おすすめのLANケーブル選びまでを徹底解説します。
- ドコモ home5G 有線接続のやり方と注意点
- home5Gの有線接続のメリット・デメリット
- 有線LAN接続とWi-Fi無線接続の比較
- home5Gを有線接続するLANケーブルの選び方
ドコモ home5Gの性能を最大限に活用するために有線接続は効果的です。ぜひご覧ください。
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ドコモ home5G 有線接続のやり方と注意点
ドコモ home5Gを有線接続する方法はとても簡単です。
ここでは、home5Gの有線接続の方法や注意すべきポイントについて紹介します。
home5Gの有線接続の方法
home5Gの有線接続のやり方は非常に簡単です。
LANケーブルを使って、home5G本体とデバイスやルーターのLANポート同士を接続するだけです。
LANケーブルをつなぐだけでインターネットに接続できるよ!
LANケーブルをつなぐだけで特に設定は必要ないんだね
有線接続できる機器は2台
ドコモ home 5Gの2代目モデル『HR02』には、有線LANポートが2つ搭載されています。
パソコンやスマートテレビなど2台までは「HR02」で同時に接続してインターネットを楽しむことができます。
3台以上の有線接続はハブを使う
複数台のパソコンとプリンターなど、3台以上の機器と有線接続したい場合は、スイッチングハブが必要になります。
スイッチングハブというのは、LANケーブルの差込口を増やすことができるものです。(「ハブ」って呼ばれてることが多い)
コンセントの差込口を増やせる「電源タップ」のみたいなものだね!
ただし、ハブを追加することで速度が若干低下する可能性があります。
自宅で使用するスイッチングハブの通信速度は、1Gbps(1000BASE-T・1000Mbps)以上に対応しているモデルを選びましょう。
ブリッジモードに設定する
Wi-Fiルーターを利用する場合は、home5Gのルーターを「ブリッジモード」にすることです。
home5Gをルーターモードのままで、他社のWi-Fiルーターを利用すると二重ルーターの状態になり、通信の不安定・速度の低下を招く可能性があるからです。
ブリッジモードを有効にすると、Wi-Fiルーターとしての機能を停止させるため、home5GのルーターからWi-Fi電波を発しなくなります。
Wi-Fiが届く範囲を広げたいなどで、Wi-Fiルーターを利用する場合は、必ず「ブリッジモード」にしてください。
ブリッジモードの設定方法
設定ツールのログインについては、「http://web.setting」にアクセスして、ドコモhome5g端末の底面に記載のある「初回ログインパスワード」を入力していきます。
home5Gの有線接続のメリット・デメリット
ここでは、home5Gの有線接続のメリットとデメリットについて紹介します。
有線接続のメリット
ドコモ home5Gの有線LAN接続には次の3つのメリットがあります。
一つずつ詳しく解説します。
通信が安定しやすい
有線接続を使用することで、通信の安定性が非常に高まります。
無線接続では、障害物や他の電波からの干渉が発生しやすく、不安定な通信状況が続くことがあります。
しかし、LANケーブルを使用することで、そのような問題から解放されます。
特に、オンラインゲームや大容量ファイルのダウンロードには、大変効果的です。
home5g lanポートを活用することで、常に安定した通信が楽しめます。
無線接続よりも高速な通信が期待できる
home5Gを有線接続で利用するもう一つの大きなメリットは、無線接続よりも高速な通信速度が期待できることです。
離れた場所でも通信速度が一定で、データの遅延も少なく済みます。
これは、home5g 有線接続 速度を最大限に活かすことができるため、動画のストリーミングやリアルタイムのビデオ会議などに最適です。
home5g wifiルーター接続も便利ですが、速度重視なら有線がおすすめです。
セキュリティが高い
有線接続は、無線接続に比べてセキュリティが高いという特徴もあります。
無線接続では電波を使って通信を行うため、不正アクセスやデータの盗聴リスクが高まります。
しかし、LANケーブルを使用することで、データの送受信が物理的に保護され、セキュリティのリスクが低減します。
有線接続のデメリット
一方でドコモ home5Gの有線LAN接続には2つのデメリットがあります。
一つずつ詳しく解説します。
ケーブルの取り回しが必要
有線接続の最も明確なデメリットは、ケーブルの取り回しが必要になることです。
home5g 有線接続のやり方を適切に行わないと、ケーブルが長くなったり、足を引っ掛けたりするリスクがあります。
特に、多数のデバイスを接続する場合はケーブルハブが必要となり、配線が複雑化することがあります。
設置場所の制約
もう一つのデメリットは、設置場所の制約です。
有線接続を利用するためには、PCやデバイスを特定の場所に固定する必要があります。
移動が多いノートPCやタブレットには不向きで、デバイスの自由な移動が制限されます。
以上のように、home5Gの有線接続にはメリット・デメリットが存在します。
有線接続のやり方や設定方法を正しく理解し、自分の使用環境に最適な接続方法を選ぶことで、快適なインターネット利用が可能となります。
有線LAN接続とWi-Fi無線接続の比較
ドコモ home5Gの有線LAN接続とWi-Fi接続をまとめました。
有線LAN接続 | Wi-Fi接続 | |
---|---|---|
通信速度 | 高速 | 普通 |
安定性 | 高い | 普通 |
セキュリティ | 高い | 普通 |
接続の手間 | 少し手間 | 簡単 |
有線LAN接続は速度や安定性において優れている反面、移動の際にはケーブルの抜き差しが必要です。
一方で、Wi-Fi接続の場合はhome5Gをコンセントに接続するだけですぐにネットが使えます。
その分、速度と安定性では有線LANに軍配が上がるよ
ちなみにhome5GのWi-Fi接続の場合でも下り速度の平均実測値が「148.27Mbps」なので十分高速通信だと言えます。
下り | 上り | |
---|---|---|
最大通信速度 | 4.2Gbps | 218Mbps |
平均実測値 | 148.27Mbps | 17.55Mbps |
有線接続になると下り速度の平均値が「307.72Mbps」まで上がります。
有線にするだけでこれだけ変わるんだ
home5Gを有線接続するLANケーブルの選び方
home5Gを有線接続する際には、適切なLANケーブルの選定が必要です。
適切なケーブルを使用することで、通信速度や安定性が向上し、ネットワークのパフォーマンスを最大限引き出すことができるからです。
以下に、カテゴリ、形状、構造と長さに基づいた選び方を詳しく解説します。
カテゴリで選ぶ
LANケーブルはその性能に応じてカテゴリ5から8まで分類されています。
カテゴリの数値が高いほど通信速度も速くなり、複数人での利用にも強くなるんだ!
home5Gの下り速度の最大値は4.2Gbpsですが、あくまで理論値です。
下り速度の平均実測値は148.27Mbpsなので、対応速度が1Gbpsのカテゴリ6以上のLANケーブルを選べば問題ないでしょう。
※平均実測値は『みんなのネット回線速度』の2023年10月31日時点のデータ
カテゴリの見分け方は、店舗ならパッケージに明記されているよ
ケーブルの形状で選ぶ
LANケーブルの形状も重要な選定ポイントです。
LANケーブルの形状は3種類に分けられます
- スタンダード
曲げにくいが、一番安定して強い - スリム
曲げやすいが、外部の圧力に弱い - フラット
薄くすき間に通しやすいが、外部の圧力に弱い
長距離の配線が必要な場合は一番安定して強いスタンダードケーブル、デスク廻りやテレビ周りに使う場合は極細ケーブル、ドアのすき間や家具の裏を通す場合はフラットケーブルという具合に使い分けるといいでしょう。
構造と長さで選ぶ
LANケーブルの選び方には、ケーブルの長さと内部構造も大切です。
LANケーブルには「単線」と「ヨリ線」があるんだよ
「単線」と「ヨリ線」のどちらを使うかは、home5Gから接続する機器までの距離を基準に決めましょう。
10m以上の長さのケーブルを使う場合は「単線」が適しています。単線は信号の衰えが少ないため長距離配線に向いています。
一方で、5m以下の短い配線の場合は、柔軟性が高く取り回しやすい「ヨリ線」が適しています。
例えば、home5GのLANポートからパソコンや他のデバイスまでの距離が短ければ「より線」、部屋を跨いで長距離接続する必要がある場合は「単線」を選びましょう。
home5Gに最適なLANケーブル
結局のところhome5Gに最適なLANケーブルってなに?
結論を言うと、カテゴリ6Aのスタンダートケーブルを選んでおけば大丈夫です。
home5Gの有線接続では、カテゴリ6Aのスタンダートケーブルがあれば十分性能を満たせるでしょう。
また、サンワサプライなどの信頼できるメーカーからケーブルを選ぶことも一つの方法です。
home5GでおすすめのLANケーブル
ここでは、home5GでおすすめのLANケーブルを種類ごとに紹介します。
スタンダートケーブル(サンワサプライKB-T6ATS)
スタンダートケーブルはこちらがおすすめ!
カテゴリ6A対応の単線スタンダードケーブル。
0.5m~30mまで幅広いラインナップがあるので、ネット環境に合わせて購入できます。
また、ツメが折れない「ツメ折れ防止カバー」が付いているので扱いやすさも魅力的です。
極細ケーブル(サンワサプライKB-SL6AYS)
極細ケーブルはこちらがおすすめ!
カテゴリ6A対応のヨリ線の極細ケーブル。
ケーブルが柔らかく、絡みにくいのが特徴です。
製品のラインナップは0.5~20mです。
フラットケーブル(サンワサプライLA-FL6TS)
フラットケーブルはこちらがおすすめ!
カテゴリ6A対応のヨリ線フラットケーブル。
薄さ2.1mmの超フラットで、カーペットの下や、細い隙間にスッキリ配線できます。
製品のラインナップは0.5~15mです。
まとめ
最後にhome5Gの有線接続についておさらいしておきます。
- home5Gの有線接続は端末同士をLANケーブルでつなぐだけ
- 複数台接続する場合はスイッチングハブを使う
- Wi-Fiルーターを使う場合はブリッジモードに設定する
- LANケーブルはカテゴリ6のスタンダードケーブルを選べばOK
やはり通信回線の速さと安定を求めるなら有線接続の方が優れています。
ドコモ home5GはLANポートを搭載しているので、有線LAN接続とWi-Fi接続の両方に対応しています。
状況に応じて有線LAN接続とWi-Fi接続を使い分け、快適なネットライフを過ごしてくださいね。
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